糸島で、ピュールではたらく

この数年で、地方での生き方・暮らし方が、注目を集めるようになりました。そして、地方で働く可能性に、世の中の多くの人が気づき始めていると感じます。
今回は、地方移住でも人気が高く、ピュールの本社兼工場のある福岡県糸島市と、ピュールでのお仕事に関心のある方に向けて、糸島で、そしてピュールで働くことについて、簡単にご紹介させていただきます。

道を歩けばヤギがいる…それが糸島です!

糸島ってどんなところ?

福岡県糸島市は、自然豊かながら東側は福岡県福岡市に隣接しており、九州内で最も栄えている都市圏へアクセスしやすい地域であることで有名です。また、西側は佐賀県唐津市に隣接しており、唐津市と同じく漁業が盛んで、新鮮な海鮮やマリンスポーツが楽しめることでも注目を集めています。

糸島は海のイメージを強く持たれることが多いのですが、実は山も多く、登山を楽しむ住人や観光客でもにぎわっています。井原山、高祖山、可也山、雷山、立石山等々、低山ながらに特徴たっぷりの山々に恵まれています。

近年は糸島市自体が観光に力を入れており、昨年はイギリスの情報誌における「世界のスモールシティ25」に糸島市が第3位に選出されるなど、その魅力は徐々に世界にも発信されています。

イギリス情報誌Monocleによる「Bright lights, small city – 世界のスモールシティ25」に糸島市が第3位にランクイン!

ピュールは創業時から、ここ糸島市で事業を運営しており、20年以上の歳月の中、糸島市と共に発展してきました。多くの従業員は、もともと糸島市内や近郊の在住者が多いのですが、最近では、UIJターンの中でピュールとの縁に繋がった従業員も増えてきました。新しい職場はもちろん、新しい居住環境に慣れるというのも結構大変な苦労かと思うのですが、居住環境については、糸島市の自然の豊かさや都市圏へのアクセス面での利便性、そして、コミュニティの温かさという点で、割とすぐに馴染みやすいとの声を良く耳にします。

別名『トトロの森』と呼ばれる、芥屋の大門公園です。

糸島市内での移転を経て、現在本社兼工場を構えるエリアは、九州大学の学術研究都市や、レストランを併設した温泉施設とジム、そして湖、麦畑、牛小屋…があったりと、先進的なまちづくりと自然が融合した、特色のある場所となっています。少し行けば大型ショッピングモールもあるので、職住一体で暮らす上では非常に便利です。

ピュールで働く

新しい職場としてのピュールにおいても、従業員が少しでも働きやすいように、随所に工夫を凝らしています。

まず、通勤面については、8割ほどの従業員が車通勤を選択していますが、2割ほどの従業員は公共交通機関を利用して通勤しています。JR筑肥線 波多江駅から車で7分位の場所に位置していますので、駅から少し距離がありますが、正門の目の前にバス停があるため、そこまで不便は感じられないかもしれません。電車通勤の場合は、電車+バス、または、電車+シェアサイクルの2通りで通勤することが可能です。シェアサイクルは会社で用意しており、自由に使用できます。田んぼ道を自転車で駆け抜けるのは、なかなか気分爽快です!

会社で複数台のシェアサイクルを用意しています。

次に、お昼ご飯についてです。本社を出て徒歩2~3分のところにコンビニがあったり、周辺にオシャレなレストランが数件あったり、車を走らせれば糸島中の美味しいご飯を堪能できたりしますが、会社で2社お弁当屋さんと契約していますので、大半の従業員が毎日お弁当を注文しています。当社では福利厚生の一環として、お弁当代を会社が半額負担しており、昼食代はかなりローコストに抑えられると従業員には好評です。各社の様々な日替わり弁当を楽しめますので、是非ご賞味いただければと思います!

おいしいお弁当がお腹いっぱい食べられます。

そして、家庭との両立についてです。ピュールは化粧品工場を持つメーカーとして、多くの女性スタッフを雇用しています。職種や雇用形態によっても個々の状況は様々ですが、多くの従業員が家庭と両立できる職場環境であるかどうかに関心を向けています。その思いにこたえるべく、各上司が両立への理解に努めたり、人事制度としても、フレックスタイム制を導入したり、最大でお子様が小学校3年生まで短時間勤務を認めたりするなど、少しでもより良い環境を整備することでサポートしています。今後は男性スタッフの育休取得にも力を入れていく予定です。

糸島だと、お子様と海辺で遊んだり…
麦畑を駆け回る、なんてことも!

最後に、発信の場についてです。従業員1人1人のアイディアをスピーディーに事業運営に活かしたり、悩みや不安にいち早く寄り添ったりする上で、様々な形で発信の機会を提供しています。例えば、定期的に様々な従業員アンケートを行ったり、上司部下の1on1(面談)を頻度高く行ったりするなどです。アンケートでいえば、例えばジブンゴトアンケートという名称で、日常業務での気づきをどういう改善・発展に活かすと良いと思うかを発信できる機会を用意しています。また、最近では、商品アイディアコンテストを実施し、従業員から募った企画アイディアを元に、実際に商品開発を目指す取り組みも行いました。このように、1人1人がピュールの事業当事者として考えられる場を作っていくことを大切にしています。

こちらは省エネ委員会が社員から募集した、省エネ標語の掲示です!

以上、ほんの一部ではありますが、働く環境についてご説明させていただきました。少しでも、糸島、そして、ピュールに関心を持っていただけましたら幸いです!